4. 認知症サプリメントプログラム(副作用・休薬)

4. アルハカ認知症サプリメント(副作用・休薬)

免責事項をお読みください。

ブレデセン博士曰く大きな副作用は、より健康になることと、体重の減少だ。

そのため、元々非常に痩せている人はサプリメントというよりは、普段の食事の栄養摂取により気を配る必要がある。アボガドやオリーブオイルなどの良い脂質を摂ることを特に心がけてほしい。

サプリメント

悪い副作用(有害作用)の報告は非常にまれである。

数百人の被験者のうち一部の人たち(二人)で副作用の事例があったが、多く摂取しているうちのひとつのサプリメントを止めることで副作用は改善されたようだ。(N-アセチル-システインの摂取による発疹など)

イチョウ葉抽出物

イチョウ葉エキスは、血流の流動性を高める(血流をサラサラにする)効果がある。これは言い換えると出血した時に血が止まりにくくなるため、脳血管障害、または高齢者で血管そのものが弱っている人では注意が必要となる。

また、アスピリン、ワルファリンなどの抗血小板薬、抗凝固薬を摂取している人も過剰に血液が流動性をもつため、使用を控えておいたほうがよい。

リコード法では、リコード法の食生活を守ることで血液は一定の流動性をもつため、イチョウ葉エキスはプログラムに含まれていない。

マグネシウムLスレオニン

マグネシウムスレオニンは鎮静作用があるため、人によっては日中に摂取すると眠気を誘発するかもしれない。

当記事のサプリメントスケジュールでは夜間摂取となっているため、スケジュール通りに従うなら大きな問題とはならないだろう。

コリン

アリセプトやガランタミン、リバスタッチなどのアセチルコリンを増強させる医薬をすでに摂取している人は、CDPコリンやαGPC、ウリジンなどのコリン補給剤を一度に多く摂ると、神経伝達物質であるアセチルコリンが脳内で過剰になって、いわゆる陽性症状が強く現れる可能性がある。そのため、少量から始めて徐々に増やしていったほうが良いだろう。

ビタミンB

活性型ビタミンB群は安全性が高く多くの人にとって有用性が高いが、一部の遺伝子(COMT関連)に変異がある人では過剰なアドレナリンの誘導につながり、不安や激昂につながるかもしれない。

そういった症状が見られた場合、ホモシステインの血清検査、23andmeの遺伝子検査を行って問題を特定しビタミンBのバランスや用量を決定する。

アリセプトの休薬

リコード法では、病院などで処方されるアリセプトやメマリーなどのアセチルコリンエステラーゼ阻害剤(AChE阻害薬)は、今までに摂ったことのない人が始める場合、慎重な判断を求められている。

ここを「リコード法ではアリセプトの類は摂取してはいけない」という理解をしてしまう方が多く、リコード法を始める際これまでずっと摂ってきたアリセプトなどをいきなり止めてしまい悪化を見せるケースがとても多い。

中止の仕方にも問題があるのだが、そもそもAChE阻害薬を中止するかどうかは非常にむずかしい判断だ。

まずはリコード法に理解のあるお医者さんに相談して、中止する選択をしたのならごく少量ずつ半年かけるぐらいのスピードでゆっくりと減薬していくこと。

摂取カロリー不足

糖質制限を行っている人はまず

糖質制限についての注意 

をまず読んでほしい。

ココナッツオイルやMCTオイルをはじめスタートアップのサプリメントの一部は食欲を抑制する作用がある。

食欲が抑えられれば食事量も少なくなり、摂取カロリーが下がる。

特に、もともと食が細い人では、容易に摂取カロリーが基礎代謝量を下回ることがある。

エネルギーが不足すれば、通常は脂肪などが分解されエネルギーが取り出されるのだが、糖質制限をはじめたばかりだったり、痩せている人、高齢者ではその代替エネルギーへの切り替えが滞ったりすることがある。

そして神経細胞へのエネルギーも不足することで、最終的に認知機能を低下させ認知症の進行を加速してしまうリスクがある。

そのため、サプリメント開始後は食事からの必要摂取カロリーが足りているか計算してカロリー不足とならないよう、細心の注意をはらってほしい。

とくに朝、攻撃的になったり妄想が見られるケースでは血糖値の低下により、コルチゾールなどが分泌されているかもしれない。

過去の想起と混乱

脳の神経シナプスが再成長を始めると、それまでの障害を受けていた別のシナプス同士を切ってしまう仕組みが脳神経細胞には存在する。

そのため、全く忘れていた過去の思い出が蘇って、昔の話をはじめたり、または障害を受けていたシナプスの接続が突然遮断されることで、これまで微妙にできていたことが突然できなくなったり、記憶がストンと抜けてしまう現象が報告されいてる。

これは、脳が萎縮モードから成長モードに切り替わったことによる反応であり、脳がいわば子供のような可塑性がある状態になっている。

ここでは、子供同様、脳を成長させるために何を与えるか、学習するかが重要になってくる。

また、このシナプスの死と再生は波のように繰り返されるが、全体としてその波が小さくなっていくかどうかがポイントかもしれない。

もしその波が一向に小さくならない場合、毒素を疑ってみたほうがいいかもしれない。

腎機能に問題がある場合

腎臓機能に問題を抱えている人は以下のサプリメントについて注意しておく。

・ビタミンC1g以上 

腎臟結石リスクについては議論が別れている。

・高用量のビタミンB群 

ホモシステイン値をチェックして投与を判断。

・マグネシウム、カルシウム 

透析患者では体内のミネラル恒常性に問題が生じていることが多く、マグネシウムスレオニンは有用性が上回るかもしれない。

・クロム

クロムは鉛とカドミウムと同時に曝露することで腎機能を悪化させる。

www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28506761

・ゴツコラ

カリウムを含む

・甘草

低カリウム血症による腎不全

・ミルクシスル

リンを含む

・リチウム

高用量での長期投与は腎毒性をもつ。低用量では不明。

・アストラガルス

・クレアチン

・ハーブ類全般

・クランベリー抽出物

シュウ酸塩

・イブプロフェンなどのNSAID

認知症と関連する可能性のあるサプリメントだけを取り上げている。

定量的なデータに基づいていないので、少量ならOKなのか全く摂るべきではないのかまでは述べれない。

cjasn.asnjournals.org/content/2/4/757.full

休薬日

慣れてきたら週に一回は休薬日を設けることをおすすめする。

いくつか方法があり、相対的にハーブ類が肝臓腎臓へ負荷がかかりやすいため、

・ハーブ類だけを24時間休止する方法

・食事からの摂取用量を大きく超えるサプリメント類、ビタミンC、ビタミンB、ユビキノール、PQQ、αリポ酸も24時間止める方法

・朝のサプリメントだけを抜いて、半日断食の12~16時間を休肝日と重ねる。

・すべてのサプリメントをまとめて24時間休止する。

などの選択がある。もともとの肝機能や腎機能の働きで判断してもいいかもしれない。

休肝日はサプリメントだけでなく、食事量も少なめにして負担を少なくしたほうがより腎臓、肝臓機能の休息に効果的だろう。

個人的には、週一に限りもう少し長目の絶食(16時間~24時間)を併用するのも有効ではないかと思っている。※毎日は過剰

サプリメントの休止

また、サプリメントを止めることとなった場合、いきなりピタッと止めるのではなく徐々に減らしていく。

特にビタミンB、ビタミンC、ユビキノール、PQQなど、通常の食事量よりも多く摂取しているサプリメント類はゆっくりと一ヶ月以上かけて減らしていく必要がある。

十分な水分を摂取する

また、サプリメントを飲んで気分が悪くなった、肝臓腎臓の数値が悪化した、という方のほとんどが、少量の水で多くのサプリメントを摂取したケース(特に空腹時)が多いように見受けられる。

サプリメントと一緒に飲む水は最低でも200ccは確保してほしい。

ただ食事で摂取する水分量やサプリメントの摂取タイミングによっても異なるため、そのあたりは各自で適宜調整してほしい。

摂取量はリスト上のサプリメントの量から換算しているため、サプリメントメーカーが異なると錠剤の数も異なる可能性があるので注意すること。

1. 認知症サプリメントプログラム(はじめに)

5. 認知症サプリメントプログラム(摂取と管理

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