アルハカ母のケース(1型 炎症性) 作成中

経緯

プロファイル・気づいたきっかけ・初期の症状

2006年 記憶障害 物忘れが目立つ、MCIの段階

2007年 知り慣れたはずの道を迷う、料理が異常に遅いなどの異変症状

診断・治療・MMSEなど

診断

2008年 若年性アルツハイマー病の疑い(忘れ物外来で誤診を受ける)

2009年 若年性アルツハイマー病の正式診断 MMSE23点

医者から「二年以内に自分では服を着れなくなる」と伝えられる。

治療

アリセプトの副作用? → 性格の変化、怒り、抑うつ、自殺願望

ガイドラインに従った多剤サプリメントを中心とした治療対策

2012年 ゆるやかな進行、妄想・幻想が増加

2014年 散歩を始める。投薬の大幅な追加

結果

→ 症状が劇的に改善 ※妄想・幻想が大きく減少

2017年 MMSE23点  診断時と変わらず 

短期記憶は全体的に悪化、皮質全体の血流低下は改善

短期記憶(海馬+海馬傍回)の回復に向けた治療を実行中

2018年 MMSE24点 1ポイント改善

時計描画満点、ブレインHQは年齢別で64%タイル

短期記憶、遅延再生障害 <今ココ

認知症になるということ

わたしの母は一般的な認知症を抱える方と違って、相対的に記憶だけに強い問題があるため、平均的な「認知症とは何か」を語ることはむずかしかったりする。

ただ、今の母を見ていると、発症前の会社で強いストレスを抱えていた時期よりもはるかに幸せな日々を過ごしているため、まあそう悪くないのかなと思ったりもしている。

世の中のあらゆる幸福をつきつめると、成長や達成に喜びを感じる幸せと、今のこの時の充実を求める幸せのいずれかに分かれると聞いたことがある。

そのふたつの対比で語るなら、母は前者の目標に向かっていくという”時”が与えてくれる幸せを得るのはもうむずかしいだろう。

ポジティブにとらえるなら、そのことによって母は未来を思い煩うことなく日々の充足を感じとっているのかもしれない。

それはどこまで他者から見た幸福の物差しだけれども、たぶん、今の母を見てわたしがそれほど悲痛さを感じないのは、母の性格と人生の時期が大きく関係しているようにも思う。

母と花火を一緒に見に行ったときは、花火が打ち上がるたびに「うわぁ」と心から感動していて少し羨ましく思ってしまった。

リコード法

リコード法との出会い・きっかけ

ブレデセン博士の症例研究を読んだことがきっかけ。

Reversal of cognitive decline: A novel therapeutic program

 

それまで頼れるものなく一人で孤軍奮闘していたため、自分と同じように闘っている人たちがいることを知って感涙せずにはいられなかった。

PubMedの論文読んで涙を流したのは、後にも先にもこれしかないし、わたしぐらいのものであろう(笑)
 

リコード法の検査・診断

論文を読んだときは症状や状況から純粋な1型だと推測したため、それほど多くの検査は受けてこなかった。

しかし、リコード法の本が出版されてから、保険適応可能な検査で可能な限り受けて、残りを自費診療で埋めていっていた。

すべてを受けることはできていなくて全体の7割ぐらい。

それらの検査結果はほぼ読みどおりだったが、一部変化する(高齢による2型への移行だったり、謎の水銀の高値など)ものがあることに気が付き、どれだけ型がきれいに一つに収まっているように見えても、全検査と追跡検査は必須だと感じてきている。

リコード法を実践してみて

はじめてみて
もともと、リコード法以上にあれこれしてきたため、「リコード法やること多すぎて大変だ」っていうのはまったくなかった。むしろ、これだけでいいの?って思ったくらい。

理論的な整備がされていたことが大きい。大きな指標や自分の抜け穴に気づくことができたし、他の人へなにかアドバイスするにしても、リコード法という論拠があって行うのと、個人の一経験だけで語るのは天と地ほどの差がある。

効果

リコード法の前からあれこれやってきて、その中で「これは効いた」とすぐにわかったものは散歩だけ。

次に微妙な変化ではあったものの、反応がすぐにあったのが甲状腺ホルモン剤の投与。検査結果は準最適値だったため、一般病院の検査のもとでは何も処置されずに終わっていたと思う。

本当の改善は、何ヶ月もたって振り返って「そういえば最近怒らなくなったな」とか、数年経過して、「そういえば普通に日常生活をおくっているよな」といった長いレンジで初めて気がつく。

わかりやすい成果もたしかにあったりするけど、それはたまさかのご褒美くらいに思って、リコード法を元に理詰めでコツコツとやっていくことが重要だと思う。

問題点

リコード法そのものの実行がむずかしいことに加え、国内の未整備状況がさらに拍車をかけ、必要十分な実行を難しくしている。

後者の問題点はこれから少しずつ改善されていくとは思うが、その間にも控えめに見積もっても、一日1000人の認知症患者さんが生まれている!

そのことはリコード法の真偽とは関係のない事実だけど、世の中の誰もそのことについて言及しない!なぜ!?

リコード法を始めてみようする人へ

SCI、MCIの人へ
ほぼ全員に改善が見込まれる。少なくとも合理的かつ実践的思考の持ち主であれば実行しないという選択肢はありえない!
認知症初期の人へ

多くの人(半数~8割)では改善が期待できる。やはりそれなりの決意や、家族の理解、協力も必要。しかし何もしなければ100%確実にやってくる苦しみをがどういうものかをまず知ってその上で判断してほしい。

中期、後期の人へ

家族の協力や、リコード法へのコミットがより強く必要になってくると思う。実行さえされるならば改善は期待できる。けれども労力に対する治療効果をどう考えるかは、リコード法に何をどの程度求めるか、個人の価値観に大きく依存すると思う。

一日の行動

起床時間・工夫

6時位、朝の光を浴びる。

娘の弁当の支度という責任感が、大きな原動力になっている。

朝食時間・内容

デイの日を除き、朝食は原則食べない。(16時間の絶食)

MCTバターコーヒー(アルツハッカーコーヒー)を摂取。

MCTオイル、バターも絶食の効果を阻害しないぎりぎりの量を摂取。(MCTオイル3g + グラスフェッドバター3g)

朝のサプリメント・薬

医薬 アリセプト2.5mg + ガランタミン4mg

スタートアップサプリメント + あれこれ

お昼

昼食時間・内容

12時 

スムージー(アボガド、オリーブオイル、グラスフェッドプロテイン、ジンジャー、レモン皮ごと、ブロッコリー、人参、その他緑黄色野菜、ココナッツオイル等)

未ローストのナッツ

昼のサプリメント・薬

スタートアップサプリメント + あれこれ

毎日のドリンク

緑茶、3年番茶、トリゴネリンコーヒー又は浅煎りのアラビカ種

デザート・スイーツのアイディア

もともとそれほどスイーツを好む人でもなかったので、間食はほとんどしない。70%の有機ダークチョコレートを時々。

夕方以降

夕食時間・内容

炭水化物 さつまいもと白米(ササニシキの天日干し)、トレハロース

タンパク質 国産肥料GMOフリーの卵、青魚、グラスフェッドのプロテイン

脂質 オリーブオイル、ココナッツオイル、MCTオイル、ナッツ類

乳製品 ヨーグルトを摂取していたが、乳糖不耐性が判明してから乳製品はほとんど摂取しない。

基本はリコード法で許容される食材をベースにした一般的な和食。

しかし遺伝子検査で解毒能力があることがわかっておりリーキーガットも見られないことから、完全無農薬というわけではななく、有機野菜と、低農薬野菜を混ぜた程度の食材で構成している。

夕食後のサプリメント・薬

スタートアップサプリメント + あれこれ

就寝前のサプリメント

スタートアップサプリメント + あれこれ

社会的コミュニケーション

元来あまり社交的ではないのだが、

家族同士のコミュニケーション、娘と仲が良いためよく一緒に出歩く。

デイサービス

認知症患者さんの集まり

など利用できるものをすべて利用している感じ。

ストレス解放メソッド

リコード法をがっつり行っている母が、家族の中で今一番精神的に健全かもしれない。

そのため、母によってストレスがかかるというよりも、母が家族を癒やすネコのような存在になりつつある(笑)

30の治療項目

1. 食生活を整える 
△ (リコード法の厳格な食事制限はできていない。)
2. オートファジー、ケトン体

○ 12時間以上の断食(16時間)

○ 就寝3時間前は食べない

3. ストレスを減らす

△ ヨガ(健康体操とヨガを交互に週一)

☓ 瞑想

○ 音楽

○ 回想法

4. 睡眠を整える

○ 一日8時間の睡眠を確保

○ 光線療法(朝の散歩)

○ メラトニン

○ トリプトファン(規定よりも少量)

就寝時間・就寝の工夫

夕ご飯以降は食べない。

夜間テレビは見るときは照度を落とす。距離を離れてみる。本当は見ないのが望ましいけどそこは縛っていない。

ラベンダーのアロマテラピー

就寝前は電気毛布のコンセントプラグを抜いておく。

夜間は電球色のLEDを使用。間接照明がよりベターだが、そこはあきらめている)

5. エクササイズ

△ 有酸素運動 (散歩はほぼ毎日だが有酸素運動は週1~2)

○ 筋トレ (週一)

週一で運動特化型のデイサービスを利用 

運動を続けるコツ・報酬・工夫

ながら運動 → 子どもが出勤する際に一緒にでかける。

どこへ外出するにしても、ほとんど歩いてでかける。

6. ブレイントレーニング

○ ブレインHQと数独

ほぼ日課になっている。ブレインHQはブレイントレーニングと認知機能のチェックが同時にできるというは大きな強みがある。

7. ホモシステイン濃度を下げる

○ ビタミンB (ソーンリサーチのメチルガード)

☓ TMG(トリメチルグリシン)

8. 血清ビタミンB12

○ 

9. 炎症とアルブミン/グロブリン比の改善

○ クルクミン

○ EPA・DHA

○ アスタキサンチン

☓ SPMアクティブ

△ 衛生環境を整える(CIRSレベルでの対策はとっていない)

10. 血糖値とヘモグロビンA1cの改善

○ ケトンメーターを購入

△ ケトーシス管理 ケトン値0.5前後をうろうろ

△ ベルベリン

(ベルベリンは少量投与)

○ メトホルミン

○ シナモン

○ クロム

11. ホルモンバランスを整える

○ 甲状腺ホルモン

○ エストラジオール

○ プロゲステロン

○ ヨウ素

12. 腸内環境の改善

△ リーキーガットを引き起こす要因を除去

(少量ではあるが小麦食品をたまに摂取する。)

△ ボーンブロスによるリーキーガットの修復

(リーキーガットの症状が見られないため、たまにしか作らない)

○ リコード法5つのプロバイオティクスを摂取

13. アミロイドβを減らす

○ アシュワガンダ

14. 認知機能を高める

○ バコパモニエラ

○ マグネシウム L-スレオニン

15. 血清ビタミンD値を増やす

○ ビタミンD3

○ ビタミンK2

16 神経成長因子NGFを増加させる

○ ヤマブシタケ (ライオンズメーン)

○ アセチル-L-カルニチン

17. 神経シナプスの材料を供与

○ CDPコリン(シチコリン)

○ ウリジン

18. 抗酸化バランスの調整

○ ビタミンE

○ セレン

○ ブルーベリー

○ N-アセチル-システイン

○ αリポ酸 

☓ リポソーマル グルタチオン or グルタチオン静注

○ ニコチンアミドリボシド

19. 亜鉛と銅の比率を調整

△ マンガン (ごく少量)

○ ビタミンC

20. 夜間の酸素呼吸を確保 

○ パルスオキシメーターでの自己検査

21. ミトコンドリア機能の最適化 

○ ユビキノール(還元型COQ10)

○ PQQ(ピロロキノリンキノン)

○ 亜鉛

○ レスベラトロール

○ ビタミンB1

22. 集中力を高める

☓ ゴツコラ(バコパを増量している)

23. サーチュイン遺伝子の活性

○ レスベラトロールと運動

24. 重金属のキレート

△ 血清ミネラル検査 (一部の検査は毛髪検査で代替)

○ 毛髪ミネラル検査

○ 水銀キレート

(水銀が少し高値だったため、チオラ錠対応で様子を見ている。)

25. 中鎖脂肪酸を作用させる

○ MCTオイル

26. 記憶力の改善 

☓ ヒューペルジン(AChE阻害薬を摂取している。予算があればヒューペルジンを選択している。)

27. 抗うつ治療

☓ SAM-e 200~1600mg(うつではないため)

☓ 活性型葉酸 5mg(VBコンプで1mgを摂取)

28. 毒素源の除去

☓ (3型ではないことから特に実行していない)

29. 感染症 

☓ 未チェック

30. 認知機能に悪影響がある医薬を止める
○ 

リンク・連絡先など

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