ココナッツオイル 最強・最速レシピ(認知症・アルツハイマー)

僕は、ココナッツを使った料理ばかりを食べて、ジャマイカで育った。ココナッツは僕らのカルチャーの一部だ。

ジギー・マリー(ボブ・マリーの息子)

レシピという形はとっているのだが、レシピの名のもとにあれやこれや、科学的根拠を含めて、「なぜそうするのか」という解説を加えたりしている。

是非そのあたりを読んで理解してもらって、ここで書かれてあるレシピにこだわらず、柔軟に役だてて欲しい。

認知症最強のドリンク バレットプルーフコーヒー

「bullet proof coffee」の画像検索結果

他の記事でも、ちらっと紹介したバレットプルーフコーヒー

(直訳すると防弾コーヒー)

材料

・トリゴネコーヒー 一人分

(オリジナルは有機コーヒー)

・MCTオイル 大さじ1〜2

(オリジナルはXCTオイル、オクタンオイルだが、値が張るのと入手が少々困難)

※ラウリン酸が大量に入っているMCTオイルは避ける。

品質がまともなものの中では、Nowが最安だが、売り切れていることが多く、その場合はJarrowを購入している。

Now Foods, スポーツ、ピュアMCTオイル、16液量オンス (473 ml) 

・グラスフェッド(牧草飼育)の無塩バター おおさじ1~2

※グラスフェッドバターには酪酸(短鎖脂肪酸)が市販のバターより数倍入っている。酪酸の有用性については以下の記事で触れているのよかったら参考にしてください。

不飽和脂肪酸 炭素数別効果(認知症・アルツハイマー)

大量に買うなら、このニュジーランド産グラスフェッドバターが圧倒的に安いが、カットして使い切るのが大変でもある。

(楽天サイトより)

追加材料

正式なレシピには含まれていないが、おまけで、

シナモン

バニラエッセンス

をその時の気分で入れたりする。

シナモンも強力な抗酸化機能をもち、抗認知症スパイスとしてもよく取り上げられている。

このサイトを見る方はご存知だと思うが、認知症患者への嗅覚刺激の重要さを考えてバニラエッセンスを加えている。香り付けに関してはその人の好みでいいと思う。

作り方

これらをミルクフォーマーできちんと泡立って、乳化(水と油が混じり合うこと)するまで混ぜ合わせる(重要)

きちんと乳化させることで、中鎖脂肪酸の遊離酸による刺激が和らぎ、お腹がゴロゴロしにくくなる。またコーヒーに含まれる酸が脂肪に包まれることで、リーキーガットのリスクも減少する。

※ミルクフォーマーは100円ショップで売っていて、それでも十分乳化は可能。ただ最近、百均で買ったものが壊れて1000円ぐらいのミルクフォーマーを買ってみたが、やはりパワーが違う。一度これを使うと100円ショップのものには戻れない。

MCTオイル、バターのおおさじ1は約14g、合計28~56gと、作ってみるとわかるが最低量の28gでもかなりのオイル量になる。この量をいきなり摂るとお腹がゴロゴロいうかもしれない。

最初は大さじ半々ずつから初めて、少しずつ増やしていくことをおすすめする。

生チョコ風ココナッツオイル

某掲示板に書いてあった、レシピを元に作製「coconut oil chocolate block」の画像検索結果

材料

エキストラバージン・ココナッツオイル 150g

MCTオイル 150g

不溶性食物繊維 80g

水溶性食物繊維 40g

ココアパウダー(100%) 20g

シナモン(セイロン産) 20g ※シナモンが嫌いな人はココアを増やす

塩 適宜 小さじ1杯ぐらい

ステビアなどの比較的安全な甘味料 好みに応じて

出来上がり量は、約450g

作り方

これらを全て混ぜ合わせて、できれば一晩ぐらい常温で寝かせる。

寝かしたものを、最後にもう一回混ぜて、シリコン製の製氷皿に入れる。

製氷皿の一個分に約15gずつ入れていくと、30個分のココナッツオイルココアキューブができる。 常温では溶けるので保管は冷蔵庫で。

一個に5gココナッツオイルと5gMCTオイルが含まれる。

レシピ的にちょっとめんどくさいように見えるかもしれないが、一度にたくさんの量を作って保管しておけるので、ある程度自分の好みの配合が決まったら、一ヶ月分は作ってしまえる。

認知症最強のスイーツ アルハカチョコ

「coconut oil chocolate block」の画像検索結果
レジスタントスターチ

上記レシピに、短鎖脂肪酸の発酵をより高めるため、食物繊維をそのままレジスタントスターチに置き換える。(ミックスしても良い)

食物繊維を加えると、腸内細菌発酵による短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸)産生がすすむ。 加える食物繊維の種類によって、酢酸、プロピオン酸、酪酸の生成割合は変わってくる。

認知症患者さんには、神経保護作用の側面が強い酪酸と、エネルギー源の側面が強い酢酸の両方が重要なのだが、その中でも特に認知機能回復の観点から重要なのが酪酸

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%AD%E9%8E%96%E8%84%82%E8%82%AA%E9%85%B8

酪酸生成を最も高めてくれるのがレジスタントスターチ

そこで、レジスタントスターチを混ぜると、認知症最強のスィーツになる。

専用品を使うならこれ

(iHerbより)

その他、一部で知られている方法に片栗粉を生で使う手もあるが、レクチン問題を考慮すると個人的には避けておいたほうがいいかなと。

安くすませるなら、レクチンが少ないとされるさつまいも粉がいいかも。片栗粉ほどポピュラーではないが、大きめのスーパーによっては片栗粉の代用品として売っていたりする。

少し高くなるが、紫芋粉だと、多くのさつまいもにはない多くの抗酸化作用がありMENDプログラムでも推奨されているアントシアニンも含むため一石二鳥。

紫芋粉

(楽天サイトより)

追加材料

あまりあれこれ加えると、一個あたりのキューブの大きさが増えるため、相対的にココナッツオイルなどの含有量が少なくなってしまう。食べる量をその分増やせばいいだけではあるが、人によっては追加材料が食べすぎになってしまうので、そのあたりは個人で調整してもらいたい。

以下おすすめの追加材料

ドライブルーベリー(アントシアニン)

クルミ(オメガ3)

※上記二つの食材は、アルツハイマー病と闘うための食品ベスト10に必ず入っている。

僕の友達に「自分は頭がいい」と思っているやつがいる。

彼がぼくに「玉ねぎは、人を泣かせる唯一の食べ物だ」と言った。

ぼくは、ココナッツの実を彼の顔へ向けて投げつけてやった。(笑)

認知症最速 ココナッツオイルご飯

「coconut oil rice」の画像検索結果

作り方

ご飯を炊く前に、スプーン大さじ1~2杯程度のココナッツオイルを入れる。

ご飯を炊く時の手間が5秒増えるだけ。

説明

これは、直接的な中鎖脂肪酸摂取目的ではなく、ご飯がオイルに包まれてレジスタントスターチ化させることを目的としている。

消化できなかった炭水化物は、腸内でオリゴ糖と同じ仕組みで腸内細菌の栄養にもなり、腸内フローラが整う効果がある。

また、ご飯を食べた時、炭水化物が100%消化されず体内吸収量が減り、結果的に糖質摂取を減らすことになり、よりケトン体優位の代謝になる。(ご飯を食べすぎては元も子もないが)

※摂取量やその人のもともとの腸内菌叢によっては、逆に腸内細菌のバランスを崩す可能性もある。

認知症最強のスナック ココナッツオイル ポップコーン

「coconut oil pop corn」の画像検索結果

材料

JAS認定の精製ココナッツオイル(RBD)でいいだろう。高温加熱によりエキストラバージンココナッツオイルに含まれるポリフェノールが壊されてしまうので、それを使ってどうということはないのだが、単純に高い価格が無駄になる。

使用量は、ポップコーン重量2に対して1

ポップコーン50gであれば、RBDオイルは25gぐらい。

ただしこの量は普通の人には多めに感じるかもしれない。健康維持目的であれば3:1、4:1ぐらいの比率でかまわないと思う。

フレーバー

味付けは、その人の好みがあるので、砂糖などの糖質や化学調味料的なものを除けば自然塩だとかペッパーだとか体に悪くないものでなければ何でも良い。

しかし、認知症最強のスナックにするために、さらに一工夫加えたい。

ここは、やはりターメリック(クルクミン)に登場してもらうしかないだろう。

黒胡椒は多めに、天日塩を適宜

ターメリックを調理後ポッポコーンにまぶす → 出来上がり。

※クルクミンの吸収率はそのまま摂取したのでは非常に悪い。黒胡椒に含まれるピペリンとココナッツオイルの脂肪が吸収率を大きく高める。

※ピペリンは加熱に強いため、ポッポコーン調理時にココナッツオイルと一緒に混ぜてしまって構わない。逆にターメリックに含まれるクルクミンは熱に弱いため、ポッポコーンができてからまぶすこと。

説明

食物繊維

ポップコーンには100gあたり13gと大量の食物繊維が含まれている。

レタスは100gあたり1.1g 重量あたりではレタスの10倍以上食物繊維が含まれていることになる。

別記事でも書いたけど、食物繊維は腸内で認知症患者に有用な、酪酸菌を増やす作用があるため、健康な人よりも重要度が高い。

ただし、ポップコーンのとりすぎは不溶性食物繊維が多いため、大量に食べると便秘になる可能性はある。ポップコーンをたくさん食べるなら、バランスをとって水溶性食物繊維を食事に増やすようにすることをおすすめする。

食物繊維一覧

http://www.otsuka.co.jp/health_illness/fiber/take_fiber/foods_amount/list/

フェルラ酸

さらにポップコーンには多くの抗酸化能をもつポリフェノールが含まれているが、その中にはフェルガードで有名なフェルラ酸も大量に含まれている!

なんと、100gあたり313mg!

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2215017X14000368

フェルラ酸は実は多くの野菜に含まれているが、その含有量はほとんどが100gあたり一桁mgである。乾燥物とそうでないものの差はあるのだが、そういったことを踏まえてもポップコーンに含まれるフェルラ酸の含有量はずば抜けている。フェルガード必要なの?と言いたくなるくらいだ(笑)

コメント

  1. musica yorozu より:

    こんにちは
    大変内容深いブログを公開してくださりありがとうございます。主人が若年性アルツハイマー病初診から3年を経過しました。私たちは2人とも音楽屋なので自分たちなりの病との付き合い方を模索してFacebookでグループを時作って興味を持っておられる方との意見の交流をしています。時々そちらの方でもシェアや引用をさせていただいています。
    このたびのレシピ 活用させていただきます。
    さらなる展開 楽しみにしています。

    • alzhacker より:

      励ましの言葉ありがとうございます!
      やはり、こうやって直接言葉をかけてもらえると嬉しいものですね。
      まだ、記事にはしていないのですが、実は母の音楽(音楽だけではなく朗読、環境音など音源を混ぜたもの)への反応は大きく、聴くことがほぼ日課となっております。
      音楽の認知症への効果については、まだ文献レベルで読み込んでいないため、また知識整理をして音楽療法などの記事も作っていきたいと思っています。
      レシピ自体もまだちょっと荒削りの内容のため、アップデートしていく予定です。
      また是非、ご意見、ご批判、レシピアイディア等もいただければと思います。